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中世ヨーロッパに関する写真・コラムなどを掲載していきます。メルマガ「Moyan Odiria」もよろしくお願いします! [Illusion Wind] http://woodruff.press.ne.jp/illusion/
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中世ヨーロッパのイベント情報や再現料理などをご紹介しています。
ダッチオーブン料理は時期と行けるタイミングで更新中。
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P101004.jpg直接の中世ネタとは関係ないのかあるのか定かではないですが、気になる逸品を見つけたのでご紹介します。

中世ヨーロッパで恐れられた病気の一つ、ペスト。漢字で書くと「黒死病」ですね。
それをモチーフにした「ブラックデス(Black Death)」。ラベルのドクロがいかにもダークな感じをかもしだしていますが、中身はれっきとしたカクテルベース酒。ラベルをよーくみると、種類によってとんがり帽子だったり毛糸の帽子だったり、ちょっとキュートな面もあったりします。
ちょっといかした?お店をみつけたら紹介してみるのもいいのかもしれません。


以下、イメージ。
「マスター、今日はブラックデス使っていい感じのカクテルつくってくれる?」
「・・・はい、こちらで」
「今日もいい酒が飲めそうだな」

なーんて会話が聞こえてきたりして。
ブラックデスシリーズは少量入荷のため、場合によっては売り切れの可能性があります。
酒は20歳になってから(あたり前だけど文言は残すべし)。

<PGS音楽市場・ブラックデスコーナー>
http://www.pgs.ne.jp/ASP/topics/topics.asp?id=01058
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タイトルのまんまです(笑)。

現代の世の中、「型紙」たる魔法のツールがありますが、中世ヨーロッパの時代は布自体が大変貴重だったため、人生で着られる衣服にも限りがあったと思われます。
たかが一着、されど一着。補修できるところは補修していったものです。

ただし。
私のような家庭科1の人間には辛い試練でもあります。

できんもんはできん(--)。

そんなところで、イギリス在住の中世祭りの常連さんから、とっても完谷できる衣装の作り方を押し教えて頂きました。
あくまでも当時の時代考察をした上の作り方です。キレイに作るのであれば型紙をがっつり使っても大丈夫でしょう。

これであなたも中世ヨーロッパの一員!(?)

材料や用意するものは、また次回にでも・・・。
 

最近の夏といえばキャンプ=BBQ=ダッチオーブン。
とかく、料理がはじめての方でもレシピがあればなんでもできるのが、ダッチオーブンの最大の魅力でしょう。
ダッチオーブンは数年前から使っていたのですが、こともあろうに両親が最近ハマりだしてしまいました・・・。
「こんなにウマいのか?!なんで教えてくれなかったんだ?」といわれても、隅でほそぼそと使っていましたけど・・・というに言えない自分がいました

ダッチオーブンの歴史は、一般的に100~150年前のアメリカ・西部開拓時代から使われた、とされています。名前にある「ダッチ(dutch)」は「オランダの」という意味ですので、でどこをたどれば「オランダ(商人から)のオーブン」となり、ヨーロッパで古くから使われていたことになります。
オランダでは17世紀前後に使っていたことが確認されています。ということは、中世ヨーロッパ時代からあったものになる!という結論になります。
ちなみにフライパンの元になった「スキレット(Skillet)」も中世ヨーロッパ時代の台所で使っていたイラストが残っています

さて、使い方ですが・・・b53acfb5.jpegcbfde935.jpeg

半分合っていますが、半分違うかな?というのが左例(笑)。
現だと、バーベキュー台にのせて、火力を自由に調整できるものなどがあります。
が、ここは意地で中世スタイルにします(右例)。
ちなみに上にのっかっているのは炭と焼石です。
上と下の両方に力を入れたい場合に使う手法で、今も昔も一緒のやり方です。
やけどに注意。





2871c6bc.jpeg
1.焼く(焼き豚)

ダッチオーブンは基本的になんでもできます。
写真は焼き豚を作っている図。中に網を敷いて、余分な脂身をだしています。
火力の調整がうまくできれば20分程度で完成。ダイエットにも効果大!
中世のレシピには、ここに山のようなハーブを入れますが、さすがにおなかにびっくりなので、現代日本のお醤油を使って甘辛く仕立てました(苦笑)。
赤ワインを入れるとなおよし。
マスタードと玉ねぎのみじん切りを和えたソースでいただくと、格別です。



227c0beb.jpeg
2.燻製にする

たまたま焼く予定だった鮭を半分頂いて燻製(くんせい)にしました。
燻製はダッチオーブンの得意分野のひとつ。
オーブンの一番下に果実の木の皮を細かくして乾燥させたものを敷きつめて(ホームセンターなどで売っています)、その上に網を敷いて鮭をのっけるだけ。
2~4時間と時間はかかりますが、いぶせばいぶすほどよい香りがしてもの持ちも良くなります。

・・・といいつつ、2日間で完食しちゃったんですけどね

139c512f.jpeg3.オーブンとして利用
左写真のように、パンを作ってみました。
ダッチオーブンの場合は、容量の関係上、パンの形に制限ができてしますのですが、余熱などを利用した画期的な例といえます。
中世の時代はちゃんと窯を使っていたので、現代風に作っています。あしからず。
(イースト菌は反則・・・でも使った)

できたてはやっぱりおいしい!




ということで、ざっと使い方などをご紹介しましたが、このペースでいくと月1回はやるハメになりそうなので(^^;)、また作り次第ご紹介したいと思います。お楽しみに・・・。


11月の初めに、国内では本格的な中世スタイルの音楽祭が愛知県犬山市で開催されます。
内容としては、古楽器をたくさん利用したライブ、蜜蝋のライトアップ、ダンスに料理と、実にもりだくさんの内容のようです。
遊びに来られる方はぜひ。

この機会に普段しまっている中世の衣装を着て参加するのもいいかもしれませんよ?
(もちろん衣装参加も可です)

<中世・ルネサンス音楽祭ブログ>
http://medisalon.exblog.jp/i2/

名古屋方面は最近中世関連のイベントやライブが活発化している地域だけあって、
今後が楽しみなところです。

Youtubeにアップしました。
10分程度のものですが(一部ぶれまくりあり)、雰囲気だけでもぜひどうぞ。

<テュークスベリー時代祭りダイジェスト(日本語解説)>
http://www.youtube.com/watch?v=BDjlrQCXnak
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