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ダッチオーブン料理は時期と行けるタイミングで更新中。
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タイトルのまんまです(笑)。
現代の世の中、「型紙」たる魔法のツールがありますが、中世ヨーロッパの時代は布自体が大変貴重だったため、人生で着られる衣服にも限りがあったと思われます。
たかが一着、されど一着。補修できるところは補修していったものです。
ただし。
私のような家庭科1の人間には辛い試練でもあります。
できんもんはできん(--)。
そんなところで、イギリス在住の中世祭りの常連さんから、とっても完谷できる衣装の作り方を押し教えて頂きました。
あくまでも当時の時代考察をした上の作り方です。キレイに作るのであれば型紙をがっつり使っても大丈夫でしょう。
これであなたも中世ヨーロッパの一員!(?)
材料や用意するものは、また次回にでも・・・。
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最近の夏といえばキャンプ=BBQ=ダッチオーブン。
とかく、料理がはじめての方でもレシピがあればなんでもできるのが、ダッチオーブンの最大の魅力でしょう。
ダッチオーブンは数年前から使っていたのですが、こともあろうに両親が最近ハマりだしてしまいました・・・。
「こんなにウマいのか?!なんで教えてくれなかったんだ?」といわれても、隅でほそぼそと使っていましたけど・・・というに言えない自分がいました
ダッチオーブンの歴史は、一般的に100~150年前のアメリカ・西部開拓時代から使われた、とされています。名前にある「ダッチ(dutch)」は「オランダの」という意味ですので、でどこをたどれば「オランダ(商人から)のオーブン」となり、ヨーロッパで古くから使われていたことになります。
オランダでは17世紀前後に使っていたことが確認されています。ということは、中世ヨーロッパ時代からあったものになる!という結論になります。
ちなみにフライパンの元になった「スキレット(Skillet)」も中世ヨーロッパ時代の台所で使っていたイラストが残っています
さて、使い方ですが・・・
半分合っていますが、半分違うかな?というのが左例(笑)。
現だと、バーベキュー台にのせて、火力を自由に調整できるものなどがあります。
が、ここは意地で中世スタイルにします(右例)。
ちなみに上にのっかっているのは炭と焼石です。
上と下の両方に力を入れたい場合に使う手法で、今も昔も一緒のやり方です。
やけどに注意。
1.焼く(焼き豚)
ダッチオーブンは基本的になんでもできます。
写真は焼き豚を作っている図。中に網を敷いて、余分な脂身をだしています。
火力の調整がうまくできれば20分程度で完成。ダイエットにも効果大!
中世のレシピには、ここに山のようなハーブを入れますが、さすがにおなかにびっくりなので、現代日本のお醤油を使って甘辛く仕立てました(苦笑)。
赤ワインを入れるとなおよし。
マスタードと玉ねぎのみじん切りを和えたソースでいただくと、格別です。
2.燻製にする
たまたま焼く予定だった鮭を半分頂いて燻製(くんせい)にしました。
燻製はダッチオーブンの得意分野のひとつ。
オーブンの一番下に果実の木の皮を細かくして乾燥させたものを敷きつめて(ホームセンターなどで売っています)、その上に網を敷いて鮭をのっけるだけ。
2~4時間と時間はかかりますが、いぶせばいぶすほどよい香りがしてもの持ちも良くなります。
・・・といいつつ、2日間で完食しちゃったんですけどね
3.オーブンとして利用
左写真のように、パンを作ってみました。
ダッチオーブンの場合は、容量の関係上、パンの形に制限ができてしますのですが、余熱などを利用した画期的な例といえます。
中世の時代はちゃんと窯を使っていたので、現代風に作っています。あしからず。
(イースト菌は反則・・・でも使った)
できたてはやっぱりおいしい!
ということで、ざっと使い方などをご紹介しましたが、このペースでいくと月1回はやるハメになりそうなので(^^;)、また作り次第ご紹介したいと思います。お楽しみに・・・。
とかく、料理がはじめての方でもレシピがあればなんでもできるのが、ダッチオーブンの最大の魅力でしょう。
ダッチオーブンは数年前から使っていたのですが、こともあろうに両親が最近ハマりだしてしまいました・・・。
「こんなにウマいのか?!なんで教えてくれなかったんだ?」といわれても、隅でほそぼそと使っていましたけど・・・というに言えない自分がいました
ダッチオーブンの歴史は、一般的に100~150年前のアメリカ・西部開拓時代から使われた、とされています。名前にある「ダッチ(dutch)」は「オランダの」という意味ですので、でどこをたどれば「オランダ(商人から)のオーブン」となり、ヨーロッパで古くから使われていたことになります。
オランダでは17世紀前後に使っていたことが確認されています。ということは、中世ヨーロッパ時代からあったものになる!という結論になります。
ちなみにフライパンの元になった「スキレット(Skillet)」も中世ヨーロッパ時代の台所で使っていたイラストが残っています
さて、使い方ですが・・・
半分合っていますが、半分違うかな?というのが左例(笑)。
現だと、バーベキュー台にのせて、火力を自由に調整できるものなどがあります。
が、ここは意地で中世スタイルにします(右例)。
ちなみに上にのっかっているのは炭と焼石です。
上と下の両方に力を入れたい場合に使う手法で、今も昔も一緒のやり方です。
やけどに注意。
1.焼く(焼き豚)
ダッチオーブンは基本的になんでもできます。
写真は焼き豚を作っている図。中に網を敷いて、余分な脂身をだしています。
火力の調整がうまくできれば20分程度で完成。ダイエットにも効果大!
中世のレシピには、ここに山のようなハーブを入れますが、さすがにおなかにびっくりなので、現代日本のお醤油を使って甘辛く仕立てました(苦笑)。
赤ワインを入れるとなおよし。
マスタードと玉ねぎのみじん切りを和えたソースでいただくと、格別です。
2.燻製にする
たまたま焼く予定だった鮭を半分頂いて燻製(くんせい)にしました。
燻製はダッチオーブンの得意分野のひとつ。
オーブンの一番下に果実の木の皮を細かくして乾燥させたものを敷きつめて(ホームセンターなどで売っています)、その上に網を敷いて鮭をのっけるだけ。
2~4時間と時間はかかりますが、いぶせばいぶすほどよい香りがしてもの持ちも良くなります。
・・・といいつつ、2日間で完食しちゃったんですけどね
3.オーブンとして利用
左写真のように、パンを作ってみました。
ダッチオーブンの場合は、容量の関係上、パンの形に制限ができてしますのですが、余熱などを利用した画期的な例といえます。
中世の時代はちゃんと窯を使っていたので、現代風に作っています。あしからず。
(イースト菌は反則・・・でも使った)
できたてはやっぱりおいしい!
ということで、ざっと使い方などをご紹介しましたが、このペースでいくと月1回はやるハメになりそうなので(^^;)、また作り次第ご紹介したいと思います。お楽しみに・・・。
Youtubeにアップしました。
10分程度のものですが(一部ぶれまくりあり)、雰囲気だけでもぜひどうぞ。
<テュークスベリー時代祭りダイジェスト(日本語解説)>
http://www.youtube.com/watch?v=BDjlrQCXnak
10分程度のものですが(一部ぶれまくりあり)、雰囲気だけでもぜひどうぞ。
<テュークスベリー時代祭りダイジェスト(日本語解説)>
http://www.youtube.com/watch?v=BDjlrQCXnak
7月8日~14日にかけて、イギリス・イングランドへ行ってまいりました。
目的は、コッツウォールズ地方にあるテュークスベリーという町で開催される「Tewkesbury Medieval Festival 」に参加するためです。
短い滞在ではありましたが、とても充実かつ勉強になったひとときでした。
写真とともに追ってみましょう。
テュークスベリーはロンドンから約2時間半ほど北にある、とてものどかな町です。
1471年、ここでバラ戦争の終焉の戦いが繰り広げられました。
ヘンリー6世の息子・エドワード王太子と母マーガレット率いるランカスター(赤バラ)軍、エドワード6世率いるヨーク(白バラ)軍、その2つの軍が最後に対峙したのがここテュークスベリーでした。
戦いの様子はのちほどご紹介するとして、まずは会場内から。
会場は全部で3つに分かれており、バトルフィールド・テント群・マーケットフィールドという構成になっています。
中世当時の衣装での参加ももちろん可能です。緑豊かなところなので、なおさら似合うんですよね。
赤ちゃん連れのご家族や、車イスのご老人、たくさんの見学者・参加者でにぎわっておりました。
犬もたくさん散歩がてら連れてきてましたよ。
犬たちにとっても同窓会のような場所でもあるんですね。
ちなみに日本で人気のミニチュア系ドッグはほとんどいませんでした。
むしろ大型犬のオンパレードだったような・・・。
バトルに参加する人と一般参加者。全部自前です。さすが絵になります。
マーケットでは、中世の時代からつかわれた小物や服がたくさん置かれていました。
でも実用的なものばかりなので、買って損はなし。こちらは木のコップと桶の販売。とても頑丈でした。
(買いたかったけど大きさの問題で断念)。
革製品やさん。雑多に置かれていますが、日本よりはるかに安い価格です。
その場で調整もしてくれました。
日用品やさん。なべのフタかな?写真下は兵士用のなにか。
ソードダンスの団体。といっても、木の棒でたたくものです。
全身黒ずくめ&色つきですが、精霊を表しているそうです。なるほど。
外科指導パフォーマンス。
中世の時代は外科医というのは存在せず、理髪師(床屋さん)が兼務していました。
子供たちがアシスタントとなって、外科治療を行っていました。
エプロンが血まみれというのもいい味がでています。
楽団パフォーマンス。やっぱり生演奏は最高!
次回はバトルフィールドの様子をご報告します。